HOME>ホットトピックス>症状や転移の可能性、治療中の副作用について知る

こんな症状が出たら注意

脳腫瘍になると現れる主な症状には次のようなものがあります。まずは「慢性頭痛」で、初期には2割程度の人に見られ、さらに病気が進行すると約7割の人が慢性的な頭痛を訴えるようになります。起こりやすいのは朝起きた時が一番多く、痛みも強いのが特徴です。次に「吐き気や嘔吐」が出る場合があります。食事やアルコールなどのはっきりした原因がなく、頭痛と同時に起きるケースも多くなります。そして、腫瘍が大きくなっている場合は「視力低下」「手足のしびれ」「ろれつが回らない」などの症状が出てきます。従って、上記のような症状が出たら早めに医療機関を受診することが必要です。

転移する可能性もある

脳腫瘍のなかでも良性のものは転移することはなく、悪性でも肝臓や肺などへの転移はほぼありません。しかし、脳は「脊髄」と繋がっており、頭蓋の中に出来た腫瘍が髄液を通して脳の別の部位や脊髄に転移する場合もあります。治療中に脊髄に転移した場合は、背中や腰に強い痛みが出たり足のしびれなどの症状が現れたりすることが多いです。

治療には副作用も伴う

脳腫瘍の治療法にはいくつかの方法があり、当然副作用が伴うことがあります。なかでも「放射線治療」についての副作用はあらかじめ知っておくと良いでしょう。まず治療をスタートしてすぐに出やすいのが、照射部位の「脱毛・皮膚炎やかゆみ・中耳炎・外耳炎」など、部位に関係なく起こるのは「吐き気や嘔吐・食欲低下・だるさ」などです。ただし、これらの症状は約1カ月ほど経てば消えていきます。

症状によりステロイド治療も

悪性の脳腫瘍の中でも「脳浮腫」(のうふしゅ)の症状が強く出た場合は、ステロイド治療が行われます。頭痛や手足のしびれ・麻痺などの症状には非常に効果の高い治療法ですが、その反面持続的な効果がないという難点があります。さらに進行した場合は、ステロイドの量も増やさなければならず糖尿病や胃潰瘍、肺炎などに感染しやすくなるなどの副作用に注意が必要です。

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